こんにゃく

生芋こんにゃくには美肌成分セラミドがたっぷりだというのを知っていますか?

こんにゃくは低カロリーで食物繊維、カルシウムが豊富なアルカリ性健康食として知られていますが、実はこんにゃくの原料であるこんにゃく芋には美肌成分のセラミドがたっぷり含まれているというのをご存知ですか?

こんにゃくの製法

スーパーなどに並ぶこんにゃくの多くは、こんにゃく芋を乾燥して精粉にし、その粉から作る方法で生産されているのが一般的なこんにゃくです。

こんにゃく芋は保存がきかず、収穫時期も限定している中、この製法技術によって季節に関わらず安定してこんにゃくを生産できるようになりました。

一方、生芋こんにゃくは昔ながらの製法で、生芋をすりつぶして作られます。生芋こんにゃくには芋特有の風味があり、透明感があって、ふんわりもちっとしています。

セラミド豊富な生芋こんにゃく

そして生芋こんにゃくには肌のうるおいを保つ美肌成分の「セラミド」が豊富に含まれていることがわかっています。

一般的なこんにゃく製法において、こんにゃく芋を乾燥させて精粉にする際に捨てられる飛粉があります。この飛粉部分にセラミドが特に多く含まれているのです。

そのため精粉せずに作られる生芋こんにゃくにはセラミドがたっぷり含まれていることに。100g中のセラミド含有量は精粉こんにゃくで約0.03mg、生芋こんにゃくでは約1mg含まれています。

食品の中でも生芋こんにゃくには植物性こんにゃくセラミドが最も豊富。1日に必要なセラミドの量は約0.6mgで、毎日生芋こんにゃくを100gほど摂取すると肌の保水性を高め美肌効果に期待できるといわれます。

美肌成分セラミド

私たちの皮膚は表面からみて「表皮」「真皮」「皮下組織」の3層構造をしています。さらに一番外側にある表皮は「角質層」「顆粒層」「有棘層」「基底層」の4つの層で構成されています。

角質層はわずか0.02mmというラップ1枚程度の薄さですが、皮膚のうるおいを保持したり、バリア機能を司り外部の刺激から肌を守ってくれています。

角質層の細胞はケラチンというたんぱく質や、その隙間をうめる細胞間脂質で構成。肌の水分量を決めるのは細胞間脂質が全体の80%を占め、残りの20%は人がもともと持っている皮膚の保湿成分NMF(天然保湿因子)だったりします。

セラミドはこの細胞間脂質の約半分を占める高保湿成分。水分を挟み込み肌にうるおいやハリ、弾力をもたらせたり、バリア機能の働きで肌を紫外線や細菌など外的刺激から保護しています。

年齢に左右されない美しい肌のために必要なうるおい、バリア機能をセラミドは担っているのです。

一方、加齢やストレス、睡眠不足、乱れた食生活習慣、環境の変化などの原因でセラミドは徐々に減少していき、50歳を過ぎると20歳の頃の約半分にまで失われると言われます。

セラミドの摂取方法

肌のうるおいを保つためにセラミドは経皮摂取(肌に塗る)や経口摂取(食べ物から摂り入れる)が有効に。ただ外からの保湿で補えるのはセラミドの中でも(いくつか種類がある)ごく一部の高価な原料を配合した化粧品でないと中々効果を実感できません。

それ以外の多くのセラミド配合とうたわれている化粧品は角質層に浸透しなかったり、すぐ乾燥してしまったり水分をキープするのは難しいようです。

そこで現実的なのはセラミドを豊富に含む生芋こんにゃくなどを食べて補うのが効率的。経口摂取であれば、全身における肌の水分量アップ、バリア機能強化につながります。

また、こんにゃくは強アルカリ性食品なので肉など酸性食品を食べる時に一緒に摂り入れると中和され体の負担を減らしてくれますよ。

美肌と免疫力アップにも

それからこんにゃくは食べることによって腸の善玉菌を増やす働きがあるプレバイオティクス食材でもあるので、腸内環境を整えて免疫力アップにも役立ちます。

我が家では生芋こんにゃくを味噌汁にいれたり、必須アミノ酸がすべて含まれる黒酢と、酵素パワーを持つ味噌と、本みりんで酢味噌和えにして食べたりしていますね。

お酢を加えることで有機化されカルシウムなどのミネラルが体内に吸収されやすくなります。またセラミドは脂溶性なのでオリーブオイルや肉、魚など油分のある食材と一緒に摂ると体内吸収率がアップ。

私は生芋こんにゃくを食べるようになってから、いつの間にか肌の乾燥が気にならなくなってきたように感じています。難病の夫の腸内環境を整える食材のひとつとしても役立っています。

生芋こんにゃくで腸内環境をキレイに免疫力アップ、そして体の中から保湿力を高めていきたいですね。

アルカリ性食品を食べた方が良い理由とは?アルカリ性食品の摂りいれかた

【参考資料】

食生活アドバイザー。スキンケアスペシャリスト。温泉ソムリエ。アラフォー女性健康美容ライター。 ストレスから睡眠障害、喘息発症、帯状疱疹を患う。夫は進行性の神経難病。 食生活やライフスタイルを見直したことで心身の良い変化を実感し、これまでの経験から難病の進行抑制、心と体の健康、エイジング対策探求に情熱を注いでいます。
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