マキベリーのパワーが凄い!抗酸化力はフルーツの中で最高レベル

植物が持つ天然の栄養素や細胞の酸化を防ぐ強力な抗酸化作用が優れている食品はスーパーフードやスーパーフルーツと呼ばれています。

そんなスーパーフルーツの中で最も抗酸化作用が高いといわれているのが「マキベリー」です。  

マキベリーとは

マキベリーはホルトノキ科植物のマキというアントシアニンを豊富に含む深い紫色のベリー果実。 直径6mmほどの小さな果実で、南米チリのパタゴニア地方に自生し、人工栽培はされておらず、野生の希少な品種です。

古来からパタゴニア地方の原住民マプチェ族によって収穫され、優れた栄養価からエネルギーの源として親しまれてきました。

これまでマプチェ族が他民族に支配されることが無かった理由として、マキベリーのジュースや発酵酒を飲んでいたおかげで強靭な肉体やエネルギーをつくることができたのだといわれています。

このことからマキベリーのその豊富な栄養価が注目されるようになり、現在もマプチェ族によって野生のマキベリーは収穫されているそうです。

マキベリーは希少な品種なので、日本で生のフルーツを入手するのは困難ですが、パウダーやサプリメント等でとりいれていくことができます。    

 

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マキベリーの有効成分

マキベリーの果実にはビタミン・ミネラルの他ポリフェノールの一種であるアントシアニン類が豊富に含まれています。 アントシアニンはブルーベリーやカシスなどにも含まれ、目に良い成分として知られていますね。

マキベリーに含まれるアントシアニンは8種類あり、その中の「デルフィニジン」が他のベリー類よりもマキベリーには豊富に含まれています。

色々な種類があるアントシアニンの中でもデルフィニジンは最も抗酸化力が高くて、マキベリーにはこのデルフィニジンがなんと82%も含まれているのです。

米国農務省国立老化研究所で開発された抗酸化力(活性酸素吸収能力値)の数値を表す指標ORAC値(Oxigen Radical Absorbance Capacity)の測定結果では、スーパーフルーツの中でもマキベリーは最高レベルの抗酸化力があることが確認されています。

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マキベリーの健康効果

目の健康維持

老化原因の活性酸素をデルフィニジンの強力な抗酸化作用によって抑制し、目の細胞死を防ぎます。 視細胞を保護する働きは他のベリー類の中でもマキベリーは最も高い効果があるとされています。

デルフィニジンの目の抗酸化作用は、眼精疲労の改善、老眼予防、視力回復効果、加齢黄斑変性症・白内障など目の疾患予防、充血解消などにつながります。

マキベリーのデルフィニジンによる抗酸化作用はスーパーフルーツの中でも断トツで、目の健康を維持するうえで欠かせない成分といえるでしょう。

アンチエイジング

デルフィニジンは肌の角質細胞に対しても優れた抗酸化作用と抗炎症作用を発揮します。 皮膚は紫外線を浴びると活性酸素が発生し、肌細胞やDNAを酸化・損傷させシミやシワなどの光老化といわれる老化現象が促進してしまいます。

デルフィニジンは紫外線による肌へのダメージを抑えコラーゲンやエラスチンを生産している線維芽細胞を守り、肌の酸化や細胞死を抑制することが確認されています。

さらに紫外線により増加されるコラーゲン分解酵素を抑制してくれる働きがあるので、肌のコラーゲン量を保つことができるのです。 アンチエイジングにも高い効果が期待できそうですね。

育毛効果

育毛のためには毛乳頭細胞と毛髪のもとである毛母細胞を活性化させることが大切だとされています。

アントシアニンを含む各種ベリーエキスの育毛作用実験では、マキベリーエキスのみが毛乳頭細胞の増殖促進作用が認められ、育毛・発毛に効果があると期待されています。

生活習慣病予防

デルフィニジンはインシュリンの働きを助け、血糖値の上昇を抑えるとともに糖をエネルギーとして消費しやすくする作用があり、糖尿病予防に効果を発揮すると考えられています。

そしてマキベリーの優れた抗酸化作用は血液中のコレステロールの酸化を防ぎ、動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞、血栓、がん、老化予防など生活習慣病をはじめさまざまな病気の予防に役立つことが期待されています。  

マキベリーでサビない体に

マキベリーのパウダーはほのかな甘みと酸味があり、飲みものやヨーグルトに混ぜたり、デザートの上に軽くふりかけても美味しくいただけます。

私たちの肌や体をサビつかせ細胞の老化を促すのが活性酸素。 この活性酸素に対抗するために私たちの体には体内酵素が存在しますが、20才をピークに働きが低下していき、40才以降は急激に低下するといわれています。

そのために、活性酸素を抑制してくれる抗酸化作用の高いマキベリーや抗酸化食品を積極的にとり入れていくことが病気の予防やアンチエイジングにとって大切に。

そして日ごろから活性酸素を過剰に発生させないために食物繊維や発酵食品、海藻類、細胞膜を構成する良質な油などをバランスよくとり入れると共に、良質な睡眠、ストレス対策をして、自律神経を整えていくことも重要ですね。

いつもイライラしたり怒りっぽい性格や、完璧主義でストレスを溜め込みやすいタイプは交換神経が優位になり、がんやさまざまな病気にかかるリスクが高まるといわれています。

のんびり、おっとりとして気持ちが穏やかでいることが多いタイプは副交感神経が優位で長生きしやすいといわれています。

副交感神経優位型は 体内での活性酸素の量が少ないので免疫力も高く、アンチエイジングにもつながります。

年齢とともに変化していく身体と対話しながら、マキベリーを食生活にとりいれてサビない肌と体を目指していきたいです。

 

自律神経と免疫力の関係  

 

【参考文献】
  • Watson RR, Schönlau F. Nutraceutical and antioxidant effects of a delphinidin-rich maqui berry extract Delphinol®: a review. Minerva Cardioangiol. 2015;63(2 Suppl 1):1-12.
  • Bribiesca-Cruz I, Moreno DA, García-Viguera C, et al. Maqui berry (Aristotelia chilensis) extract improves memory and decreases oxidative stress in male rat brain exposed to ozone [published online ahead of print, 2019 Jul 28]. Nutr Neurosci. 2019;1-13. doi:10.1080/1028415X.2019.1645438

 

食生活アドバイザー。スキンケアスペシャリスト。温泉ソムリエ。アラフォー女性健康美容ライター。 ストレスから睡眠障害、喘息発症、帯状疱疹を患う。夫は進行性の神経難病を患っています。 これまでの経験から難病の進行抑制、心と体の健康、エイジング対策探求に情熱を注いでいます。
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