ホタテは美味しくてヘルシー!ホタテの体にうれしい栄養成分とは

ホタテは世界中で食べられている人気のある貝のひとつです。

ホタテには肝機能を高めるタウリンをはじめ、健康な髪や皮膚をつくるビタミン、免疫力アップに役立つミネラルなど健康機能をサポートする栄養素が豊富に含まれています。

ホタテの栄養効果

タウリン

ホタテに含まれるタウリンは牡蠣に次いで豊富に含まれています。タウリンはアミノ酸の一種で魚介類に多く含まれ、二日酔い予防に効果的なことで知られています。

タウリンは体内に入ってきたアルコールの代謝を促進したり、食品添加物などを分解して体外へ排出する解毒作用があります。そしてタウリンは二日酔いの原因となるアセトアルデヒドを分解する酵素の働きを助けるため、肝機能の負担を軽くします。

タウリンは肝機能を高めるほか、動脈硬化やコレステロールが原因となる症状を防いだり、血圧を正常に保つ働きがあります。

タウリンは牡蠣やイカ、タコにも多く含まれています。

タウリンの主なはたらき

  • 脳卒中を予防
  • 高血圧の予防改善
  • 心疾患、不整脈の予防改善
  • 肝機能の強化
  • 糖尿病の予防改善
  • コレステロール値の低下
  • 血糖値、中性脂肪値の改善
  • 気管支喘息の改善

ビタミンB12

ビタミンB12は水溶性のビタミンB群の一種です。ビタミンB12の成人が1日に摂取すべき推奨量は2.4㎍で、ホタテには100gあたり11.4㎍も含まれています。

ビタミンB12は葉酸と協力して造血作用に関わり、赤血球のヘモグロビンの合成を助けているため貧血予防に役立ちます。

またビタミンB12はたんぱく質の合成を助け、神経細胞の機能を正常に保つ働きがあり、睡眠など生体リズムを整えます。

ケイ素(シリカ)

ケイ素は骨や血管の健康、アンチエイジングに欠かせない成分です。

ケイ素は体の組織と組織をつなぎあわせる役割をもつコラーゲンやコンドロイチン、ヒアルロン酸など全ての結合組織を強化する構成物質です。

ケイ素は皮膚や髪の毛、爪、骨、血管、歯などに含まれ、不足すると皮膚のたるみ、抜け毛、爪がわれやすい、動脈硬化、骨がもろくなりやすいなどの症状があらわれます。

ケイ素をひよこに与えた研究では、コラーゲンやコンドロイチン、水分量が増加しました。(1)

セレン

セレンは人に必須のミネラルのひとつです。セレンは病気や老化の原因となる活性酸素を抑制する抗酸化酵素の構成成分として働き、細胞膜の酸化によってできる過酸化脂質の分解を助け、体の組織の老化を遅らせます。

またセレンは、甲状腺機能を促進したり、老化予防に役立つコエンザイムQ10の生成を助けたり、強力な抗酸化作用をもつビタミンEと一緒にとりいれると相乗効果が高まります。

細胞の酸化を防ぎ、免疫機能の向上、動脈硬化予防、老化防止などに役立ちます。セレンはホタテのほかカツオやマグロ、イワシなどにも多く含まれています。。

セレンの働きとは?細胞の活性を高め若さを保つ抗酸化作用

亜鉛

亜鉛は牡蠣に最も多く含まれていますがホタテにも含まれています。

亜鉛は生体内で200種類以上の酵素反応に補助因子として働き、細胞の形成や新陳代謝、免疫力の保持、性ホルモンの活性化などに必要なミネラルです。

そして亜鉛には味覚を正常に保つ働きがあるため不足すると味覚が鈍くなったりします。私たちが味を感じるのは、舌の表面にある味蕾(みらい)という小さな感覚器官です。

味蕾は体の中で新陳代謝が活発な細胞なので、亜鉛が不足すると新しい細胞の形成ができなくなり、味覚異常の原因となってしまうのです。

アルコールを分解する際にも亜鉛が消費されるので、お酒を多く飲む習慣のある人は亜鉛不足になりやすいため、意識的にとりいれたいミネラルのひとつです。

老けたなと思ったら亜鉛不足かも?美と健康に亜鉛が必要な理由

最後に

ホタテはカロリーが低く、健康の促進や老化予防に役立つ栄養素が豊富な食品です。ビタミンCやビタミンE、ベータカロテンなど、ほかの抗酸化作用をもつ食材と一緒にとりいれると相乗効果がパワーアップします。

ホタテを含む魚介類にアレルギー反応をおこす方には注意が必要です。

 

【参考文献】

(1) Carlisle EM. Biochemical and morphological changes associated with long bone abnormalities in silicon deficiency. J Nutr. 1980;110(5):1046-1056. doi:10.1093/jn/110.5.1046

 

食生活アドバイザー。スキンケアスペシャリスト。温泉ソムリエ。アラフォー女性健康美容ライター。 ストレスから睡眠障害、喘息発症、帯状疱疹を患う。夫は進行性の神経難病を患っています。 これまでの経験から難病の進行抑制、心と体の健康、エイジング対策探求に情熱を注いでいます。
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