海藻

健康にも美容にも注目の海藻ブラダーラック(ヒバマタ)とは

ブラダーラックはビタミン、ミネラル、食物繊維、抗酸化物質が豊富に含まれた海藻です。

新陳代謝を活発にしたり、強力な抗酸化作用で酸化ストレスと戦う体の能力をサポートしてくれます。

ブラダーラックは褐藻類

ブラダーラックはヒバマタ、レッドフーカス、ダイアーフーカス、ロックラックとも呼ばれている海藻の仲間で褐藻類の一種です。

褐藻類とは藻類の一種で、赤褐色などの色素成分を持つ褐藻には、葉緑素、β-カロテンのほかフコキサンチン、フロロタンニン類など近年注目されている藻類ポリフェノールが豊富に含まれています。

ブラダーラックは日本ではあまり使用されていませんが、ヨーロッパなどでは古来からハーブティーや料理の香辛料として食用されたり、ビタミン、ミネラル、抗酸化物質が豊富で、さまざまな症状の薬用ハーブとしても活用されてきました。

ブラダーラックの栄養成分

ブラダーラックはフコイダン、アルギン酸などの水溶性食物繊維を多く含み、ヨウ素、カルシウム、マグネシウム、亜鉛、カリウム、鉄などのミネラル類や、β-カロテン、ビタミンC、ビタミンB群などのビタミンが豊富に含まれています。

また、海藻ポリフェノールのフコキサンチンとフロロタンニンを豊富に含むので、体の細胞を活性酸素によるダメージから保護する作用があります。

フコキサンチンは強力な抗酸化物質カロテノイドの一種で、昆布やわかめなどの海藻類にも含まれています。

フロロタンニンはフロログルシノールという小さなポリフェノールが結合したもので、結合の種類によってエコール、ダイエコール、フロロフコフロエコールなどのポリフェノールがあります。

集中力・記憶力の向上

褐藻類のフロロタンニンは脳の情報伝達や記憶、学習機能を司る神経伝達物質アセチルコリンに関与しています。

フロロタンニン類のエコールは、親油性なので血液脳関門を通って脳内に入ることができ、コリンエステラーゼというアセチルコリンを分解する酵素を阻害する作用があるため、アセチルコリンの分解を減らします。

脳内のアセチルコリンの量が減少すると集中力や学習機能が低下することがわかっています。

その結果、コリンエステラーゼが阻害されることでアセチルコリンが増え、脳の情報伝達が良くなり、集中力が上がって、記憶や思考力、判断能力などの脳機能がアップします。

また、アルツハイマー病の原因とされている脳に溜まる異常なたんぱく質(アミロイドβ)の形成を促す酵素の活性を阻害する作用もあるため、物忘れや認知症の予防に役立つ可能性があります。

新陳代謝を促進

私たちの体は全身数十兆個の細胞で構成されており、新陳代謝が活発になると新し細胞が更新され、発育、筋肉などの体の成長や、皮膚、髪、爪の若さを保つことができます。

ブラダーラックには甲状腺ホルモンの主成分であるミネラルのヨウ素が豊富に含まれています。

甲状腺ホルモンは交感神経を刺激し、3大栄養素(たんぱく質、炭水化物、脂質)の代謝を高める働きがあり、酸素の消費量を増大させ、成長を促進させます。

ヨウ素が欠乏すると甲状腺機能が低下して成長障害などがあらわれたり、反対に過剰にとりすぎても甲状腺ホルモンの合成ができなくなり、甲状腺機能障害などを引き起こす原因に。

新陳代謝を上げて太りにくく若さを保つ簡単な方法

肥満や糖尿病の予防

ブラダーラックに含まれるフロロタンニンなどの海藻ポリフェノールには、リパーゼという脂肪分解酵素を阻害する働きがあります。

リパーゼの働きが抑制されると、食事から摂取した脂肪が分解されにくくなります。そのため、脂肪は体に消化吸収されることなく、体外にそのまま排泄しやすくなるのです。

また、フコイダン、アルギン酸などの水溶性食物繊維やフコキサンチンには糖の代謝を促進し、血糖値を減少させる働きがあるため、糖尿病の予防効果にも期待できます。

免疫力の向上

ブラダーラックにはフロロタンニン、フコキサンチン、フコイダン、アルギン酸、β-カロテン、ビタミンCなどの抗酸化物質が豊富に含まれています。

これらは高い抗酸化活性力があり、老化を早めたり病気の原因となるフリーラジカルを抑制して細胞を活性し、免疫力を高めて細菌やウィルス感染などを予防します。

アルギン酸などの豊富な水溶性食物繊維は腸の善玉菌を元気にして免疫力の低下を防ぎます。

アンチエイジング

新陳代謝が衰えると皮膚がかさかさになったり、髪のツヤが減ってパサついたりしますね。

ブラダーラックに含まれるヨウ素は新陳代謝を促す甲状腺ホルモンを活性させるので、皮膚のシワや乾燥を防いだり、美しい髪を保つのにも大いに役立つのです。

ビタミンB群やβ-カロテンは、皮膚細胞や粘膜細胞の健康を保ち、ビタミンCはシミ・ソバカス、皮膚の酸化を防いでくれます。

また活性酸素と並び、老化や病気の大きな原因といわれているAGEs(終末糖化産物)の産生を抑制する作用があります。

そのため、皮膚の老化を遅らせるだけでなく、血管の若さを保ち、脳のアンチエイジングにも役立つ可能性があります。

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食生活アドバイザー。スキンケアスペシャリスト。温泉ソムリエ。アラフォー女性健康美容ライター。 ストレスから睡眠障害、喘息発症、帯状疱疹を患う。夫は進行性の神経難病を患っています。 これまでの経験から難病の進行抑制、心と体の健康、エイジング対策探求に情熱を注いでいます。
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