ジャンクフード

食品添加物あふれる現代社会でどんな風に健康を守ったらいいの?

現代の食生活は食品添加物をはじめ農薬汚染、遺伝子組み換え食品、畜産業で投与される抗生物質・ホルモン剤など健康や地球環境への影響が問題視されています。

アレルギー、精神障害、自己免疫疾患、難病、不妊、発達障害など昔はこんなになかった病気が増加しています。

そのため健康志向が広まり、最近のスーパーなどでは有機野菜や無添加、オーガニック食品と表記されている食材が増えてきていますね。

それでもまだまだ食品添加物、農薬、遺伝子組み換え食品など食の安心安全が心配される食材が圧倒的に多い現状です。

日本で認可されている食品添加物の中には、海外では使用禁止されているもの、発がん性が疑われるものもあります。

現代の食生活ではこれらをすべて排除することは難しいので、体内に摂り入れる量を減らしたり、体の代謝や解毒力を高めていくことが大切なんだと思います。

日本は遺伝子組み換え大国?知らず知らずのうちに食べている不自然な食品

日本は食品添加物まみれ?

世界の国ではどのくらいの種類の添加物が使われているのでしょうか?

アメリカでは133種類、ドイツは64種類、フランスは32種類、イギリスは21種類です。そして今、日本で厚生労働省が認可している食品添加物は、なんと約1500種類です。

日本の食品添加物の量が圧倒的に多いということがわかると思います。日本の食品添加物市場は右肩上がりで成長し、いまや1兆円超えです。

食品添加物は食品を腐らなくしたり、食中毒の予防、食感、うま味、香り、見栄えなどを良くするためにミックスされて使われていますが、ほとんどの食品添加物は体にとって異物です。

保存料や酸化防止剤などは食品を腐らなくする目的のために使用されていますが、これらは細菌の細胞を殺す成分が入っているのですから、人体にも有害な影響を与えるものが多いといわれます。

安い食品は添加物原料

食品を安く売るためにはコストを下げ安い原材料を使う必要があります。原材料の質を落とすと商品として成り立たなくなるので、そんなメーカー側の悩みを解決するものの一つが食品添加物です。

激安価格で売られている食品のからくりには粗悪な原料を添加物でごまかしたものが数多くあります。

原材料の品質が悪かったり、劣化に近いようなものでも食品添加物の力で着色したり、酸化防止剤、人工的なうま味を加えカバーすることができるのです。

だし入り味噌やカップラーメン、レトルト食品、ハム・ウィンナーさまざまな加工食品、調味料、お菓子などには「たんぱく加水分解物」「酵母エキス」が多く使われています。

たんぱく加水分解物の原料は魚の残骸、遺伝子組み換え大豆やコーンの絞りかすなどで、これらに塩酸をかけて水酸化ナトリウムで中和して、うま味を感じるアミノ酸ができあがります。

たんぱく加水分解物の組み合わせで、鶏肉を使っていないのにチキン味に、豚肉を使っていなくてもとんこつ味を表現できるのです。

酵母エキスはビールの製造過程ででる酵母の廃液を薬品などで加工して、やはり不自然なうま味成分が作られています。

原材料欄にたんぱく加水分解物、酵母エキスと書いてあったら、人工的なうま味を加えなければ美味しくない原料を使っているのだなということがわかると思います。

ただ、この2種類は限りなく化学調味料に近いにもかかわらずアミノ酸なので、食品添加物ではなく食品として分類され、原材料の一部として「アミノ酸等」と表示していい決まりになっています。

そのため「化学調味料無添加」と表記することができるのです。さらに使われる量に規制がなく、あらゆる加工食品に使われているので、知らず知らずのうちに大量に摂取している可能性もあります。

これらを食べ続けることが原因で、腸内細菌のバランスが乱れ、免疫力の低下、アレルギー発症、カンジダ症候群、肌の老化、記憶力の低下、イライラしやすいなどさまざま症状を招くといわれています。

こうした人工的に作られたうま味成分に慣れていくと、味覚が壊れて、素材本来の美味しさを感じられなくなってしまうことも問題視されています。

消費者にわかりにくい

食品表示法に基づく添加物の一括表示やキャリーオーバー成分によって表示をしなくても良い(省略しても良い)というルールがあるため、食品裏の原材料ラベルをみても書いていない食品添加物がたくさんあります。

また、無添加と書かれている食品はすべてが無添加という意味ではなく、一部の添加物だけを使用していなければ無添加と表示できるのです。

1500種類もある添加物を覚えていられませんが「たんぱく加水分解物」「酵母エキス」「調味料アミノ酸等」、着色料の「〇色〇号」、保存料の「ソルビン酸」などの成分が入っているものは食べないようにしようと決めるだけでも、体内に入る添加物の量を減らすことができます。

原材料ラベルを確認する癖をつけて、食べる添加物の量を減らし、体への負担を減らしていくことが大切です。

複合毒性・相乗毒性

添加物一つ一つの安全性はマウスの実験などによって確認されて配合量を決められていますが、一つの加工食品には多くの添加物が使われています。

コンビニのおにぎり1個で約10種類、カップ麺を食べたら約20種類の食品添加物を同時に摂ることになります。

複数の添加物が同時に体内に入ってどんな化学反応が起きるのか?複数の添加物を摂った時の安全性は確認されていません。複合毒性、相乗毒性などは一切調べられていないのです。

2007年イギリスのサウサンプトン大学では複合毒性を調べる研究が行われました。広く使われている合成着色料と保存料の安息香酸が子供の多動症に関連しているという結果が報告されています。

これを受けて2010年EUではこれらを含むすべての食品・飲料に「この色素は子供の行動と注意力に影響を与える恐れがある」という警告表示が義務付けられたり、使用を中止しています。

日本では子供が好きな果汁入り飲料、グミ、ゼリーなど多くの菓子類に複数の合成着色料が今も使われています。〇色〇号と書かれる合成着色料はアレルギー性も確認されています。

食品添加物や農薬の害は食べた時は何ともなくても、数年後、数十年後にあらわれたり、孫の代になって初めてでる場合もあるそうです。

特にこれらの影響は大人よりも子供や胎児の方がごく微量であっても大きいので、小さなお子さんをもつお母さんやこれから妊娠予定のある方は(男女ともに)食の安全により注意すべきだと思います。

身近な加工食品添加物

コンビニのサンドイッチには約80種類、お弁当には約200種類の添加物が入っているといいますが、一括表示・キャリーオーバー扱いですべて表示されていません。

ハムやソーセージ、ベーコンといった肉加工品には最も多くの食品添加物が使われており、食品添加物の中でも危険度が高いといわれています。

主原料である肉は高いので安くするために水や肉ではないものでかさを増したり、増量剤、防腐剤、保存料、結着剤、香料、着色料など大量の添加物で見栄えや味を調整しています。

食品の黒ずみを防ぐ亜硝酸塩や亜硝酸ナトリウムという化学物質には発がん物質が作られてしまうことが明らかとなっています。

保存料のソルビン酸などは成長抑制、精子減少に影響を与えると言われています。

加工した成型肉

スーパー、コンビニ、外食産業などのお手頃な唐揚げ、ステーキなどの中にはコストダウンのために成型肉がよく使われています。

成型肉には「結着肉」と「霜降り加工肉」があります。

結着肉とは骨周りの端肉や内臓肉を軟化剤で柔らかくし結着剤で形を整えたお肉のこと。

味や食感を調整するために数多くの添加物が使われていますが、キャリーオーバーとして表示されません。

サイコロステーキも多くは結着肉で、ミンチにしたハラミや牛脂などを混ぜ合わせ結着剤で固めていたり、ブロック肉同士を結着剤でステーキ型に結着していることもあります。

霜降り加工肉はインジェクション(注射)加工肉とも呼ばれます。牛脂、酸化防止剤、増粘多糖類など大量の添加物を混ぜ合わせた液を100本ほどの注射針が付いた機械で牛肉や馬肉に注入するのです。

アメリカ産やオーストラリア産などの輸入牛肉が日本でインジェクション加工されるケースが多く、和牛のような柔らかい霜降り肉になります。

格式あるホテルや名店といわれるようなレストランでも成型肉をステーキとして提供していた事件があったほどですから、消費者には判別が厳しそうです。

外食では店側に成型肉かどうかしっかり確認した方が良いですね。

添加物を減らす

添加物は一つ一つの危険性よりも、体に摂りこむ量をできるだけ減らすことが大切だと私は感じています。

そのためには原材料を確認する癖を付けて食材を選んだり、出来合いのお惣菜や外食を減らして、丁寧に出汁をとったり自炊する機会を増やすこと。

本物の原料から作られた調味料を使って料理することも大事です。

良い食材はちょっと高いですが、栄養が豊富で素材本来の美味しさがありますし、自然環境にも良く、本物の食材を作る生産者の支援にもつながります。我が家ではその分、無駄な買い物は控えるようにしていますね。

食べたものが自分の体をつくっているのですから、しっかり知識や情報を得て、自分の体、家族、大切な人の健康を守っていきましょう。

自然栽培の食事が体内に蓄積した農薬や有害物質の排出力を高める

食生活アドバイザー。スキンケアスペシャリスト。温泉ソムリエ。アラフォー女性健康美容ライター。 ストレスから睡眠障害、喘息発症、帯状疱疹を患う。夫は進行性の神経難病を患っています。 これまでの経験から栄養学、免疫学などを学び、難病の進行抑制、エイジング対策に情熱を注いでいます。
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