ジャンクフード

自炊する機会を増やすほど体調が良くなる?健康とキレイを手に入れよう

食生活は健康維持の基本。ですが外食、ファーストフード、コンビニ弁当、スーパーやデパ地下の惣菜コーナー、インスタント食品などは手っ取り早く食べられますから、多くの方がこれらを日常的に口にしているのではないでしょうか。

添加物などは脳や精神へも影響

こうした食品はとても便利ですし、たまに食べるのはいいですが、食べる頻度が多くなるほど体内のミネラルバランスや栄養が偏ってしまいます。

その結果、イライラしたりキレやすいなど精神の不安定、代謝機能の低下、免疫力の低下、アレルギー、肌荒れ、髪のツヤが減る、やる気が起きないなど、精神や脳の働きにも影響を及ぼす原因に。

現代社会では遺伝子組み換え食品、農薬、化学肥料、化学添加物など不調の原因となる食材が身の回りにあふれています。できるだけ自炊する機会を増やすことでこれらの摂取量をかなり減らすことができるのです。

自炊をはじめたら、イライラしなくなったり、原因不明の体調不良が良くなったり、思考がクリアになる、風邪をひきにくくなった、肌や髪がキレイに、痩せやすい体質に変わったという方も多くいます。

添加物まみれのお弁当やサンドイッチ

街中にはコンビニやパン屋さん、お弁当屋さんなどがいたるところにあり、とても便利なので時間がない人はコンビニでおにぎりやお弁当を買ってしまうことも少なくありません。

お弁当やおにぎり、調理パンなどお店に並んでいる手軽に買える食品には、時間がたっても品質を保つため、食中毒を防ぐために、さまざまな種類の食品添加物が使用されています。

一般的なコンビニ弁当で使われている食品添加物は、化学調味料、合成着色料、合成保存料、pH調整剤、漂白剤、防カビ剤、粘着剤、安定剤、アミノ酸等、リン酸塩、香料など、200種類以上の食品添加物が使用されています。

原材料欄に小さな文字でびっしりと書かれているのを見たことはありませんか?ただここに書かれている以外にも、出来上がった商品へは微量であるため表示義務のない添加物「キャリーオーバー」や、どれだけいれても「アミノ酸等」「pH調整剤」「リン酸塩」と一括表示できる仕組みがあるためすべては表示されず、消費者にはわかりにくくなっています。

サンドイッチでは80~100種類以上の食品添加物を使用。おにぎりだけでもご飯がつくられる時の「精米改良剤」と呼ばれる添加物、「油(加工助剤ヘキサン)」「乳化剤」「pH調整剤」などが使われています。おにぎりの具剤を含めると、添加物の量はさらに増加。

添加物の摂取量を減らす工夫

添加物一つひとつの安全性は動物実験によって確認されていても、複数の添加物を同時摂取したときの複合毒性、安全性は確認されていません。

添加物や農薬の害は発がん性のあるものや、催奇形性、孫の代になって初めてあらわれる場合もあるそうです。

コンビニのおにぎりをたった1個食べるだけで約20種類以上の食品添加物を同時に摂取することに。自宅でつくるおにぎりであれば米と水、塩だけでつくることができますね。

忙しい時や災害時などは、市販のお弁当やおにぎり、サンドイッチなどは便利で、役に立つでしょう。ただ日常的に食べていると将来発がん性の懸念や、活性酸素を増やし病気や老化の原因にも。

ランチだけでも家でおにぎりやお弁当をつくって持参したり、週に何回かは自炊をするなど決めるだけでも体内に摂りこむ添加物の量を減らすことができますよ。

食品添加物について

消費者にわかりにくい原材料

インスタントラーメンのとんこつ味やチキンラーメンなどは、豚肉や鶏肉を一切使っていなくても、たん白加水分解物など数種類の人口うま味調味料を混ぜ合わせてとんこつ風味、チキン風味をつくることができるのです。

これでは栄養素が欠落しているので、自宅でインスタントラーメンを食べる時は野菜やわかめ、卵などをプラスしてビタミン、ミネラル、たんぱく質を補給していきたいですね。

忙しかったり、料理を作るのが面倒な時はついついデパ地下やスーパーのお惣菜に頼ってしまうこともあるでしょう。ただ毎日食べるものではないように思います。

量り売りなど対面販売するものは産地や原材料を表示しなくてもいい決まりになっているので、食品添加物がどれくらい使用されているのかわかりません。

お惣菜に限らず、レストランなどの外食産業やお弁当、加工食品には食品添加物がたっぷり使われているほか、中国産や海外の安い原材料が使われていても消費者にはわかりません。残留農薬、遺伝子組み換え食品の心配もあります。

インジェクション加工肉

手軽に買えるからあげや外食チェーン店のサイコロステーキ、牛タンなどの多くは結着剤で形を整えた成型肉を使っています。

成型肉はインジェクション加工肉とも呼ばれ、内臓や骨についている食用にしないくず肉や牛脂などを大量の添加物と混ぜ合わせ、100本ほどの注射針が付いた機械で注入してつくっているのです。

メーカーはコストを下げるために、添加物の働きで、本物に似せた食品を、本物より格安につくることができるのです。

安価な外国産の赤身肉に乳化した牛の油を注射器で打つと、翌日には本物の和牛のような柔らかい霜降りステーキのように成型することもできるそう。

格式あるホテルや名店といわれるようなレストランでも成型肉をステーキとして提供していた事件があったほどですから、消費者には判別が厳しそうですね。

自炊を増やして体質改善

外食やお惣菜、コンビニ弁当、レトルト食品、加工食品などを控え、自炊する機会を増やすと、手間がかかりますが、まず材料費を抑えることができます。

そして生鮮食品を購入して家庭で調理すれば、圧倒的に食品添加物の量を減らすことができるうえに、細胞を活性化させるビタミン、ミネラル、抗酸化物質などを補給できるので、新陳代謝が高まり、肌や髪質が良くなったり、思考がクリアに、免疫力アップ、精神の安定にも役立ちます。

これまで外食やコンビニ弁当ばかりだったという方は、まず自炊する機会を増やしてみてはいかがでしょうか。新鮮な生野菜や、昆布で出汁をとった味噌汁などは美味しくて栄養価が高いうえに、体内毒素の排出力も高めます。これまで体質だと思っていた不調が軽減したり、体調の良い変化を感じやすくなりますよ。

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食生活アドバイザー。スキンケアスペシャリスト。温泉ソムリエ。アラフォー女性健康美容ライター。 ストレスから睡眠障害、喘息発症、帯状疱疹を患う。夫は進行性の神経難病。 食生活やライフスタイルを見直したことで心身の良い変化を実感し、これまでの経験から難病の進行抑制、心と体の健康、エイジング対策探求に情熱を注いでいます。
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