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そのエキストラバージンオリーブオイルは本物ですか?

オリーブオイルは古来から世界中で親しまれてきている食品のひとつ。香り高い成分のほか、一価不飽和脂肪酸を豊富に含むオリーブオイルには優れた抗炎症作用や抗酸化作用があり、健康やアンチエイジングに良いとされ多くの家庭や飲食店でも愛用されています。

しかし最高グレードだと思って選んでいたエキストラバージンオリーブオイルのその中身は偽物かもしれないとささやかれています。

生産地偽装や低品質オイルの混入、ずさんな製造工程など、実際にはエキストラバージン品質に満たないオリーブオイルが世界中で数多く出回っているということ。

消費者である私たち自身で、本来の美容と健康に効果のある純粋なエキストラバージンオリーブオイルを見極めていきたいですね。  

オリーブオイル偽装の謎

日本には法規定がない

国際機関の「国際オリーブ理事会(略称IOC)」によってオリーブオイルの品質規格基準は定められています。

最高グレードを表すエキストラバージンオリーブオイルの規定は「発酵度合いを示す酸度は0.8%以下」「風味の欠陥がないもの」など、いくつもの理化学的分析や風味官能検査(味覚鑑定)によって、全てをクリアしていることと決められています。

ところが、イタリアやスペインなど各国の主な生産国がIOCに加盟している中、日本は加盟していません。日本ではJAS法(日本農林規格)によってオリーブオイルの規格を設けているのですが「エキストラバージン」に関する明確な品質規定がないのです。

さらに「エキストラバージンオリーブオイル」と表示することにも規制がない為、どんなオリーブオイルでも「エキストラバージン」というラベルを自由に表記できてしまうのです。

実際の輸出量より輸入量が多い

オーストラリア政府によるオリーブオイルの厳格な規格品質に関わる研究所によると、オリーブオイル生産量のトップを占めるイタリアやスペインでは、多くのエキストラバージンオリーブオイルは自国で消費され、諸外国へ輸出にまわるのはごくわずかな量だとされています。

一方、純粋なエキストラバージンではない化学的につくられた精製オリーブオイルなどは大量に輸出されています。 ところが、日本やアメリカへ輸入されたエキストラバージンの量は、実際にイタリアやスペインからの輸出量をはるかに上回っているというデータがあるのです。

さらに、けして多くはないエキストラバージン品質のオリーブ生産量に対して、エキストラバージンと表記されているオリーブオイルの量は圧倒的に多いそう。

これは消費国に届けられるまでの過程で、大量に品質偽装が行われ、販売流通されていることを物語っています。

認証ラベルも安心とは限らない

公的な産地認証マークのDOPやIGPなど、生産国の政府が認定した表記がありますが、規定がゆるく、これらは信頼できないといわれています。

生産側と認証側が同じで第三者による公正なチェックがされていなかったり、政府と業者の癒着や、低品質のアップグレード偽装、他の植物油のブレンド偽装などが横行し、IOCの基準は守られていないというものです。

 

 

  また、有機栽培やオーガニックの認証マークは、栽培と製法についての認証であって、エキストラバージンである保証ではないので注意。

 

本物はわずか20%未満

アメリカのフォーブスによると、オリーブオイルの大生産国であるイタリアのオリーブオイルは世界市場で80%近く偽装販売していることが発覚されました。

そして、自国のスーパーで並べられている偽装オリーブオイルの割合は50%と推定されています。 イタリアではアグロマフィアの関与による偽装の影響が大きく、実際には原産地で製造されていない他の油をブレンドしたエキストラバージンの偽造品であったり、さらに人工的に着色してエキストラバージンに似せた植物油もあったそう。

また、日本オリーブオイルソムリエ協会の多田理事長によると、日本に流通しているエキストラバージンオリーブオイルのうち「本物」はわずか20%に及ばず、残りの80%以上は品質が偽装された「偽物」だといわれています。

世界のオリーブオイル消費量が増加している中、数十年も前から収益化の高いビジネスとしてマフィアの資金源となり、世界規模でオリーブオイル偽装ビジネスは蔓延し続けているのです。

本物のエキストラバージンの見極め方

結局のところ、IOCに加盟している原産国の製品であっても、認証マークも、世界中でオリーブオイル偽装が横行しているので信頼できないということ。

専門家でもボトルの表記を見ただけで判断するのは難しいといわれ、一般消費者が信頼できる生産者を見つけることは至難の業です。 では、私たちが本物のエキストラバージンオリーブオイル選ぶためにはどうすれば良いのでしょうか。

国際品評会で受賞したもの

それはオリーブオイル品評会で受賞したエキストラバージンオリーブオイルをチェックすることです。 オリーブオイルの品評会は世界各地で行われているのですが、中には賄賂によって公正じゃない賞が与えられたり、怪しいコンテストもあるので注意が必要です。

「OLIVE JAPAN(R) 」国際エキストラバージンオリーブオイルコンテストは、世界で最も公平公正で厳格なオリーブオイルコンテストとして注目を集めています。

日本オリーブオイルソムリエ協会が主催となって、生産者側ではなく消費者側に立った視点で開催される世界でも唯一の国際品評会。

世界の主要生産地から選りすぐりのオリーブオイルが集められ、その品質を競います。厳正な審査によって受賞したオリーブオイルは最優秀賞や金賞、銀賞、特別賞などいくつかの種類に分けられますが、どれも一定の基準をクリアした素晴らしいオイルです。

OLIVE JAPANのこだわり

  • 世界で最も公平公正で厳格なオリーブオイルコンテスト
  • 特定の生産者団体や業界団体に属していない第三者機関
  • オリーブオイルソムリエが主催する世界唯一のコンテスト
  • 厳格な受賞マークの徹底管理
  • 審査公表の全出品者へのフィードバック
  • 消費者にとって本物の商品選びの基準となるために誕生
  • 日本の消費者は高い品質を求めている重要性を世界市場にアピール
  • 受賞歴や生産者名など審査員に知らせず厳正公正な審査で受賞者を決定

   OLIVE JAPANのコンテストは1年に1回、4月に行われています。毎年、受賞した製品をチェックして、その年のオリーブオイル選びの参考にしてみてはいかがでしょうか。

本物のオリーブオイルで健康に

地中海スタイルの健康的な食事法で注目されることになったオリーブオイル。本物のエキストラバージンオリーブオイルは抗酸化力の高いポリフェノールやビタミンを含み、血管の若々しさを保ち、健康長寿やアンチエイジングに役立つものです。

私もこれだと思える本物のオリーブオイルを見つけるまでに時間がかかりました。オリーブオイルの多くはイタリア産ですが、アグロマフィアによって食品偽装が横行しているのでトマト缶をはじめイタリア産の食品はほとんど選ばないようにしているんですよね。

イタリア産「トマト缶」の原料が実は中国産だという衝撃的な真実

海外で搾油されたオリーブオイルは評判が良くてもやはりどのような工程で作られたのか不透明さがある。そこで出会ったのが2015年国際オリーブオイルコンテストで金賞を受賞した群馬県太田市で生まれたアグリみらいさんのエキストラバージンオリーブオイルです。

アグリみらいさんでは自分と家族の健康のために純粋なオリーブオイルを作りたいという思いから、スペイン産のオリーブの実を自社の搾油場で搾ることを決めたそうです。

さらに代理店や仲介関係者などを通さずに、現地で収穫したオリーブの実を24時間以内に急速冷凍して直接輸入しているということに感動しました。

1番搾りのみにこだわって作られたオリーブオイルは自然な若草色で油っぽさがなくさらりとしていて、我が家では野菜サラダにかけたり、美容オイルとして肌にも使っています。

毎日こちらの純粋なオリーブオイルを摂り入れるようになってから気付いたら肌が乾燥しなくなっていたり、難病の夫は頑固な便秘が改善されてきました。オーガニック野菜をたっぷり食べていることもありますが、良質なオイル選びはあらためて重要だなと実感。

直接問合せてお話を伺いましたが2021年現在もこの方法で生産されているということです。

 

 

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食生活アドバイザー。スキンケアスペシャリスト。温泉ソムリエ。アラフォー女性健康美容ライター。 ストレスから睡眠障害、喘息発症、帯状疱疹を患う。夫は進行性の神経難病を患っています。 これまでの経験から難病の進行抑制、心と体の健康、エイジング対策探求に情熱を注いでいます。
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